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wrigings 執筆

book 著書

「黒人の身体能力は生まれつき優れている」という主張があふれている。
一つひとつ具体的な証拠をあげなくても、この主張にうなずく者は少なくないだろう。たとえば、インターネットの検索エンジンに「黒人身体能力」と入力してみよう。「なんで黒人の身体能力は異常に高いんですか?」「どこかの番組で『黒人は生まれつき身体能力に優れている』と解説していたのを見たのですが、本当ですか?」などといった質問が、たちまち目に飛び込んでくる。
黒人を「天性のアスリート」とするイメージは、ネット上だけでなく、大学などの教育現場でもしばしば登場する。たとえば講義や演習で、「黒人だから強い」「黒人は速い」という発言が出る。それは人種差別になる可能性があると指摘すると、「ほめてなぜ悪い」「事実だから仕方ない」といった反論に出くわすことも少なくない。短距離種目のような陸上競技のコーチングの現場では、「日本人は『技能(スキル)』を磨かない限り、『黒人の天性』に対抗できない」という指導を受けると聞く。
実際、メディアを通して目にするオリンピック競技の競争種目や、ベースボールやアメリカン・フットボール(以下フットボール)、そしてバスケットボールといったアメリカ合衆国(以下アメリカ)生まれのスポーツの試合では、黒人選手が圧倒しているように見える。
一例をあげよう。一九八四年五輪ロサンゼルス大会から二〇〇八年北京大会まで、直近の過去七大会の競走種目男子一〇〇メートルの決勝で、スタートラインに立った五六人はすべて黒人である。もちろんメダリストもすべて黒人である。
そうだとすると、現在三〇歳未満の人は五輪大会の一〇〇メートル決勝に出場した非黒人選手を見たことがまったくない、ということになる。それより年上の人でも、一〇〇メートル決勝に出場した非黒人選手を思い出すには、遠い記憶を呼び戻さなければならないにちがいない。
黒人以外の選手が男子一〇〇メートルで世界記録を打ち立てたのはいつだろう。それは今から半世紀以上も前に遡(さかのぼ)る。一九六〇年にドイツのアルミン・ハリーは、スイスのチューリッヒで一〇秒〇の世界新記録をマークした。同年のローマ五輪大会でも彼は、一〇秒二で金メダルを獲得している。しかし今日では、このハリーも、同タイムの日本記録を持つ伊東浩司も、世界歴代二〇〇傑に及ばない。
では、本当に黒人は他の人種に比べ、身体能力が優れているのだろうか。
本書は、歴史を振り返り、現在を見渡しながら、この問題と具体的に取り組んでいく。
まず、歴史を振り返りながら、次の問いに答えたい。黒人身体能力に関する生得説やステレオタイプは、いつから存在しているのか。またそれらは、どのような理由で生まれ、普及してきたのか。
そして、現在を見渡しながら、次の問いに答えたい。「黒人は強い」「黒人は速い」という説に関して、現在のスポーツ競技種目の記録を扱う最近の研究はどのような立場から、どのような主張をしているのか。特に水泳、陸上に対する研究では、多方面の分野に成果を見ることができる。
 以下、序章以降で、「人種」によって運動能力は決まるのか、とくに「黒人」は身体能力に優れているのかを見ていこう。


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