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academic journal article 論文

「黒人身体能力」に対するアメリカ人の認否のダイナミクス
―「人種」/「黒人」という言葉・概念との遭遇とその習得を中心に―
『武蔵大学総合研究所紀要』第19号 2010年
インフォメーションから原文を読むことができます

要旨

本論は、本論とほぼ時期を同じくして執筆にあたった論文の対をなすものとして構想されている[i]。その論文が、右で述べた第二の経験領域、すなわち「『人種』や『黒人』という言葉・概念との遭遇とその習得」に関する日本人インフォーマントの経験を、アンケートと聞き取りの結果に基づいて掘り起こしたものであるのに対し、本論は同じ領域のアメリカ人インフォーマントの経験を俎上に載せ、分析を試みるものである。日本において神話がきわめて無批判に受容される原因を解明するには、比較文化的な枠組の中で、相対的な観点からインフォーマントの経験を考察することが有効であることはいうまでもない。このような考察を実現するための一つの段階として、本論では、第二の経験領域に関するアメリカ人インフォーマントの証言を精査するものとしたい。
しかし同時に、「『黒人身体能力』に対するアメリカ人の認否のダイナミクス」というタイトルが示唆するように、本論にはもう一つの役割を期待している。すなわちそれは、神話に対するアメリカ社会特有の「認否のダイナミクス」が生成される過程を究明する作業と関わるものである。なぜ、過半数以上のアメリカ人インフォーマントは、かくも神話から距離を置き、批判的なスタンスを構築し、これを維持してきたのか、あるいはそうできるのか。神話に批判的な人々と、神話を支持する人々は、いかにしてそれぞれの立場をとるに至るのか。それぞれの立場を築く上で根拠になる経験とは何なのか。より端的に言うなら、神話に対する認否は、なぜ、いかに形成されるのか。これらの問いに答えを与えるためには、第二から第四までの経験領域に関するインフォーマントの証言を順次検討し、幼少期から青年期に至るまでの経験の動態を総合的に把握することが肝要である。
第二の立場からの調査とは、要するに、日米インフォーマントの証言に基づいて比較文化的な考察を試みる作業を横軸として、アメリカ人インフォーマントの経験を時系列でたどり、認否のダイナミクスの生成過程を解明する作業を縦軸として、二元的な分析をめざすものであるといえよう。本論はここでいう横軸の作業においては、先行論文と対をなすものであり、縦軸の作業においては、嚆矢として位置づけられるものである。


[i]拙稿「日本社会における『黒人身体能力神話』の受容―『人種』/『黒人』という言葉・概念との遭遇とその習得を中心に―」京都大学人文科学研究所『人文学報』第一〇〇号(二〇一一年出版予定)。 

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